沼ちゃん先生講演会〜要約編〜

沼ちゃん先生の講演会のお話の2回目です。

 

なんと前回から5日ぶりの更新になっちゃいました。

 

冬期講習も始まったというのに、大丈夫かいな?

 

 

 

そんなことはさておき、今回は私なりに沼ちゃんのお話をまとめてみようと思います。

 

けれど、多分に私のフィルターがかかっています。その辺りは汲み取ってくださいね。

 

 

 

 

ナビを更新しよう

 

「保護者のナビを更新しないといけない」

 

 

沼ちゃんのお話はこの話から始まりました。

 

そもそもこの講演会の目的がこれでした。

 

 

 

時代が変わる。

 

AIが台頭する。

 

今ある職業の50%近くがなくなる(そして新しい職業が生まれる)。

 

人口激減の時代を迎える。

 

 

 

そんな私たち保護者世代の誰もが経験したことのない世の中を、彼らは生きていくことになります。

 

 

 

そんな彼らに対し、「私たちの体験に基づいたアドバイス」がどれ程有効なのでしょうか?

 

 

 

彼らの幸せを願うなら、私たち親世代がそのナビを更新しないといけない。

 

それは塾の先生もそうです。

 

学校の先生もそうでしょうね。

 

 

彼らの幸せを願うなら、まず私たち大人が自分のナビを更新しないといけないのです。

 

早期リスク回避をしていないか?

 

そうやって上の世代の経験を活かしずらくなるのであれば、彼らに必要なのは「自分で考えること」。

 

それを教える教育手法を「アクティブ・ラーンング」と言います。

 

 

昨今の教育はこの方向に舵を切りました。

 

 

 

親御さんもそうであってほしいです。

 

自分で考えさせるためには、親が子供のためだと言って「早期リスク回避を行なってはいけない」のです。

 

 

 

例えば、それは朝の「ハンカチ持った?」から始まっています。

 

ハンカチを持ったかどうかを確認するのは、子供の役目。

 

お弁当もそうですね。

 

忘れたら忘れたで、自分で考えさせる。

 

なんとかするでしょう。

 

 

 

そうやって失敗を繰り返しながら、その都度、じゃあどうするのかを考えさせるべきなのです。

 

 

僕ら大人は子供のためを思ってあれこれをするのですが、それは結局、「大人が先回りして、子供が経験することを奪っている」ようなもの。

 

 

どうか彼らが貴重な経験をするチャンスを奪わないであげて欲しいのです。

 

 

 

アンケートを拝見しても、この言葉にハッとした親御さんは多かったようです。

結局は人、そして知性

 

 

そこから、沼ちゃんのお話は、ある映画を見た上で廿日市中学の校長先生時代のお話に移りました。

 

 

そのお話から見えてきたのは「結局は人」であるということ。

 

 

 

例えば、学校の生徒を幸せにしようと思えば、まず教職員の先生方が幸せにならなければいけない。

 

先生がイキイキと働いていない学校では、生徒もイキイキと活動できない。

 

だから、沼ちゃん先生はまず教職員の方を幸せにすることに力を注いだそうです。

 

その先に、子ども達が笑顔になる学校ができるのだ、と。

 

 

 

それを現実のものとし、成果を出してきた沼ちゃん先生が言うと、なるほど、説得力があります。

 

 

 

そして、講演の最後で沼ちゃんが語った勉強する意義が本当に素晴らしかった。

 

 

 

「宮崎中央新聞」と言う知る人ぞ知る「いい話しか載らない」週刊新聞があるのですが、沼ちゃん先生は、そこで取り上げられた「これは!」と思う人に、とにかく会いに行ったそうです。

 

 

それこそ日本の至る所へと。

 

 

その経験が今に生きているわけですが、

 

「そうやって人に会う経験は本当に大事で、出会うべく時に人と人は出会う」

 

とおっしゃいました。

 

 

 

そして、

 

 

「そういう人と語らい、握手をするためには知性が必要である」

 

 

と。

 

 

 

 

 

勉強するのはなんのためか?

 

 

 

 

人と出会うためだ。

 

 

 

 

と沼ちゃん先生は言うのです。

 

 

 

 

 

「ああ。そうかもしれない」

 

 

 

素直にそう思いました。

 

私自身の人生を振り返ってみても、確かに人生の節目節目に出会い、私の人生を変えてきた人たちはみんな知性を好んだ人でした。

 

 

 

そういう人たちに出会うために勉強するんだ。

 

 

 

勉強する意義の答えの一つですね。

 

かなり胸にしみて、腹に落ちる言葉です。

 

最後に

 

上の要約を読み返すと、かなりあっさりとまとめてしまいました。

 

2時間の講演ではお話はもっと多岐に渡ったのですが、ブログではこれくらいで。

 

 

 

しかし、自分で主催しておいてなんですが、かなり感動的な素敵な講演会でしたね。

 

開催して良かったと思います。

 

沼本先生、本当にありがとうございました。

 

 

 

今回は保護者の方向けの講演会でしたが、私としては彼の話を子ども達にも聞かせたい。

 

 

 

沼ちゃん先生は、「僕にできることであればなんでも言ってくださいね」なんておっしゃってくれています。

 

 

もしご要望が多ければ実現を目指して動きますので、LINE@やメッセージでその旨お知らせください。

 

 

 

 

ちなみに、

 

この看板は、塾生の女の子が書いてくれたものでした。

 

いやあ、僕や小林先生ではきっとこんなに見栄え良く書けなかったでしょうね。

 

Fさん、ありがとう!

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コメント: 1
  • #1

    板屋愛子 (月曜日, 24 12月 2018 10:33)

    素敵な講演会だったのですね!
    子どものプログラミング発表会と重なり、行かれず残念でした。

    子どもにぜひ聞かせたいです。
    機会があれば、ぜひ教えてください。